巷では生成AIがブームですが、私がちょっと触っているのがAI画像です。中でも無料で利用できるのが Stable Deffusion です。そして Stable Deffusion を簡単に扱えるアプリが Draw Things になります。そして何とこのアプリも開発者が無料で公開して下さっています。Appleの端末(MacやiPad, iPhone など)で動くことに固執して開発されてるので、開発者のLiuLiuさんはもう尊敬しかないです。
では、早速1枚写真を描かせてみましょうか。
プロンプトとネガティブプロンプト
AIへはプロンプトで指示を出します。プロンプトに試しに次の文字を入れて、1枚描かせてみました。
Japanese idpl, singing
あはは・・・。これがAIかと思いますよね。色々調べるとネガティブプロンプトというのも入れないといけないらしい。そこで、ネガティブプロンプトに次のように入れてまた描かせてみました。
paintings, sketches, (low quality:2)
これは、絵画調の絵や、スケッチしたような画像は描かないでという指示です。そして、低いクオリティの絵も描かないでと指示しています。( )で括ると、それを強調してという意味で、コロンの後の数字が強度なのですが、「:2」は最強で「:1」だと強調なしです。つまり、数字は0~2の間の数で指定します。
さて、描けた画像が右の絵。。。
大して変わってない。。。
これは、モデルが良くないのです。では、モデルを変更してみたいと思います。
モデルの変更
私は、モデルは Civitai で探しています。ここから良さそうなモデルを探します。Stable Deffusion はバージョンが色々あります。
- SD1.5・・・初期バージョン。トレーニングイメージの解像度512×512
- SD2.0・・・トレーニング画像の解像度768×768
- SDXL・・・トレーニング画像の解像度1024×1024
と書いておきながら、まだ私はSD1.5を使っています。モデルが豊富なのと、ControlNetが使えるのがSD1.5だからです。
では、yayoi_mixをダウンロードして、インポートしてみます。そして、同じプロンプトで描かせてみます。
全く違うテイストになりましたよね。
SD1.5のデフォルトモデルは、様々な絵を描くために広く薄くデータを覚えていますが、yayoi_mixは人物に特化したモデルなので、人物をよりそれらしく描いてくれるのです。
しかし、Draw Things の画面はこんな感じで、どこをいじると何が変化するのか。
次回以降の記事で紹介してみたいと思います。