Raspberry Piのバッテリー駆動

FPV-TANKでまず先に取り組まなければいけないのが、ラズパイのバッテリー駆動です。

ラズパイはラズパイ専用のアダプターからUSB Type-Cケーブルで給電しているのですが、ラジコンを作るとなると、バッテリーで駆動させなければいけないのです。ところが、これがなかなかに大変。

そこで、私は18650のリチウムイオンバッテリーを使うことにしました。

バッテリー単体ではなかなか売っていないので、ヘッドライトと一緒に買いました。

しかし、このバッテリー、結果的には使えませんでした。

18650バッテリーは定額電圧が3.7v(2.6-4.2v)なので2本直列にすると7.4vとなり、ラズパイでは高すぎる電圧になります。

そこで、電圧を7.4vから5.1vに下げるために、電圧レギュレーターを使いました。

最初に買ったのがLM2596というやつ。

5個もいらないのですが・・・。

最大電流が3Aと書いてあったので、ギリこれで行けるかと踏んでみたのです。

電圧の調整の仕方は、出力電圧を測定しながら、小さなマイナスドライバーで青い素子の上についてるネジのようなものを回して調整します。グルグルと何回も左に回していかないと、電圧が下がって来ません。

私が使っているテスターはアナログテスターなので、アダプターに繋いでいるときに、GPIOの5vピンを測定してテスターを調整してから、レギュレーターの電圧を測定しました。

レギュレーターで、5vが出ても、ラズパイに繋ぐと Low voltage warning が出るので、おかしいなと思って、GPIOピンの電圧を測ると、確かに低い。

電圧の最終調整は、ラズパイを起動しながら行うのが良いみたいです。

電池ボックスとレギュレーターの間にスイッチを噛ませて、無事ラズパイへ5vの給電が出来ました。

しかし、それでも Low voltage warnning は出ますね。5vピンの電圧を測定しながら、6.5vぐらいまで上げてみるのですが、ダメでした。

18650バッテリーの種類

18650リチウムイオンバッテリーには、過電流防止のための抵抗内蔵タイプと、そうでないタイプがあるようで、抵抗内蔵タイプではラズパイに給電するのにはあまり向かないようでした。

そこで、ちょっと奮発して抵抗の入っていない最大30Aも流せると謳ってる電子タバコ用の電池を買ってみました。結果、フル充電で15分位は動いてくれました。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です