強酸性の湖と言いつつも、Stand Up Paddleboard(スタンドアップパドルボード)の貸し出しが賑っていて、20人くらいがSUPを楽しんでいました。ph2.4と言えば、結構な酸性のような気がします。

phは水素イオン濃度(水素イオン指数)を表す数値で、0~14の数値で表され、ph=7が中性と言う事ぐらいは知っている人も多いと思います。

そして、潟沼はph2.4なので、酸性ということになります。魚も住めないような、そんな湖に入って大丈夫なのか?と疑問に思いませんか?

例えば塩酸の化学式はHClですが、水に溶けると水素イオン(H+)と塩素イオン(Cl-)になります。その水素イオンが水にどのくらい溶けているかということなのですが、phは常用対数を用いているので、phが1低くなると、水素イオン濃度は10倍になります。ph7が中性なので、そこから水素イオンが10倍になって、水酸化物イオン(OH-)が10分の1になるとph6ということになります。ph3なら、ph7から水素イオンが1万倍になって、水酸化物イオンが1万分の1になった状態。

これは、かなりヤバいんじゃないかと思いますが、レモンのしぼり汁のphが2.5程度だそうなので、潟沼はレモンのしぼり汁と同じくらいの酸性度ということになりますね。

それでは、潟沼の空撮をご覧下さい。

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